飲まない生活を気楽にやろう!

アルコール依存症で苦しんだ過去、止めている今を気ままに綴ります。病気に関係ないことも書いています。よろしくお願いしますm(._.)m

正直になること

こんにちは。


自助グループではよく「正直になれ」と言われます。僕自身も、酒を止めていくうえで、正直になることが大事だったと感じていますので自分なりに感じていることを書きたいと思います。


酒を止め、自助グループのミーティングのなかで、少しずつ自分の酒の問題を話し始めました。


19歳で飲み始めた、最初のころから飲むと吐くまで止まらなかったこと。母の遺産も、飲み代遊び代で、すぐに使い果たしたこと。22歳頃にはブラックアウトがあったこと。女性に会うときは、たいがい酒が入っていたこと。酒を飲まないと通学できなかったこと。24歳頃には、薄々、酒の問題を感じ始めて、盆と正月だけに飲むように決心したこと。その決心も、2年後には崩れ去り、酒量が増えたこと。酒がダメならと、処方薬のオーバードーズもしていたこと。結果として仕事はおろか社会生活も送れなかったこと。自殺未遂したこと。友達が離れたこと。リハビリ施設に3回もお世話になったこと。自助グループに来てからも2回も再飲酒したこと。


こういったことを話せるようになるには、すごく時間がかかりました。


お酒の問題が話せるようになったときは、すごい解放感でした。「こんなに若くしてアル中のはずがない」、「まだそこまでひどくない」となんとかしてアル中を否認していたのですが、否認するエネルギーすらも最後はなくなり、問題を受け入れはじめたとき、少しずつ楽になった実感があります。


それから、酒以外のことで正直になることも、お酒のことに対して正直になることと同じくらい大事だと感じています。


僕は学生時代、一応(笑)英語をしていました(実際には、サークル活動と飲み会に明け暮れる日々でしたが)。卒業後、酒でつぶれる前の数ヵ月だけ、英語に関連した仕事にも就きました。


こういう話しをすると「英語ペラペラなんでしょ?」と、よく自助グループの仲間に言われましたが、そんなこともなく(笑)英検二級レベルで、しゃべりかたもブロークン、片言です(^^;


今は英語とは全く無縁の仕事だし、英語の勉強からも長らく遠ざかっています。


でも、酒を止めた当初は、英語ペラペラのカッコいい俺様(笑)が頭のなかで、妄想上、存在しており、片言ブロークンの等身大の自分のことは、なかなか話せませんでしたが、時間とともに、そういった酒とは無関係のことも、話せるようなり、すごく恥ずかしかったけれど、癒しのプロセスだったと感じています。


長々とすみません😣💦⤵

読んで下さりありがとうございます。


継続


おはようございます。


最近は、自分の日々の行動や感情の乱れを紙に書いたり、黙想したりしてチェックしているせいか…昨日も仕事でのミスや、忙しさから感情が乱れまくりでしたが、なんとか上手く切り替えながらやれたかなと思います(^^;


やはり自助グループに行き、内省し、その内省を日常生活でも発揮には欠かせないようです。


自分のことが、わかってくる、そして動揺したときに何をすればいいかが見えてくると「こんにも楽なのか」と驚かされることもあります。まだまだ、しんどさもありつつも。


自分自身、よく自助グループのミーティングでも感じることですが、良くなっている、楽になってきているから酒を止め続けるし、ミーティングにも通い続けるのだと思います。


不健康になる、苦しくなるなら、わざわざ好きなお酒を止めたりしません(笑)


今日も、一日やれることやるか~

死に至る病

僕は、今の職場で正社員として半年ほど働いてるのでなんとか食べていけるようにさせてもらいましたが、それ以前はパートだったこともあり収入も不安定、夜は自助グループ、合間をぬって就活という振り返ると精神的に苦しい生活でした。


そんな状況下でも飲まぬよう足繁く自助グループには通っていましたが、本当のところは、早く経済的に安定したいという思いで頭がいっぱいだったと思います。


そして今、新しい職場にきて半年経ち、なんとか働き続けられるかなという見通しはできてきました。

ずっと悩みの種だった経済的の問題は一応収束というかたちになったわけです。


そしてひとつの大きな悩みが、消えてみて改めて思うのは「進行性で、致死性のアルコール依存症という病気に自分はかかっている」という単純な事実です。


今日も夜、自助グループに出て帰宅し、入浴後のストレッチの最中に、最後の飲酒のことを思い出しました。


冬の寒いころに雨吹きすさぶなか逃げるように、とある地方の街に行ったこと。行く途中に途中下車して飲んだこと。着いた先のコンビニの酒の棚の前をうろうろしたこと。飲んではいけない、と考えれば考えるほど、飲みたくなる絶望感。しまいには、止めたいのかすら、わからなくなってくる、酒に支配される恐ろしさ。


そんなことがふっと思いだされました。飲めばまたああなる、という結末が頭に浮かびます。そして、それを続ければ死が待っていることも。


死にたくない!その気持ちこそが酒を止める原動力です。だから、この気持ち、忘れないようにしなければ。