飲まない生活を気楽にやろう!

アルコール依存症で苦しんだ過去、止めている今を気ままに綴ります。病気に関係ないことも書いています。よろしくお願いしますm(._.)m

転職

なんとなく書くのが抵抗あるが、転職、ということを少しずつ考えざるを得なくなってきた。今の仕事に就くまでもかなり苦労したから、そんなに簡単にやめたくなかったが、色々なことがあり、また、信頼してる人々と話しをしていくうちに、仕事を変える、ということも選択肢の1つとして考えてみたくなってきた。


週一回のミーティングに、週末のサービス、メッセージなどを、割りと淡々とやっている。それ以外は、部屋の片付けや、自転車で遠出したりしている。


決して心中穏やかというわけではないが、昔ほど取り乱さずに生活できるのが、不思議だ。


読んでいただきありがとうございますm(。_。)m

映画と自転車

AAと仕事で忙しくストレスがたまっていたので、映画を大量に借りてきては、ひたすら見ていた。


前から欲しかったクロスバイクを買った。ロードバイクとモトクロスの中間みたいな自転車だ。もともとスピード狂みたいなところがあるから事故に合わないようにしないと。


映画は、ホラー、サスペンス、サイコスリラー系ばかり見てる。


でも、一番楽しいのは、やはりAAのことをやってるときだ。今日一日なら、生きていける、という希望をAAは与えてくれる。

これに勝るものはない。

アルコール依存症の恐ろしさ


昨日は、ある精神病院にメッセージに行ってきた。


アルコール性てんかん、内臓はぼろぼろ、失職、人間関係の破綻…アルコール依存症のどん底の話しを久々に聞き、何か懐かしさを感じた。


僕自身は、20代後半で連続飲酒が始まり、幻聴、幻覚、錯乱状態のなか、病院に助けを求めた。脳のCTを取ったら、脳が萎縮している、と言われショックを受けた。内臓は、脂肪肝程度で済んだ。


僕はなぜ酒を止めようと思ったのか…この病気のいちばん恐ろしい部分は、精神が蝕まれていくことだと思う。飲み続けると、生きたいか死にたいかも、よくわからなくなってくる。よく、酒は好きで飲んでいるから、止める必要ないと思っていた。


でも、酒を止めてみて、そうではないとわかった。フラフラ千鳥足で帰途につくとき、「なぜこんなになるまで飲むのだろう」と自分でも不思議だったことを、ミーティングのなかで思い出したとき、好きで飲んでいたのではなく病気だったのだと、直感的に思った。僕の頭だか、お腹の中にはアルコール依存症という悪魔が住んでいて、それが僕に、誤った指令を出していたのだ。「お前は酒が好きなんだからもっと飲め」と。


アルコール依存症(アルコホリズム)とは、常人には理解しがたい狂い方をしている。飲みすぎる、という行為も、さも自分の意志で、そうしたくて、そうしているかのように自分自身をだましてしまう。そうやってコントロールを失い、ある人は肝硬変に、ある人はアルコール性うつに、いろんなかたちになって、襲いかかり、心身にダメージを残す。


僕も、最後は、もうこれ以上飲みたくないのに、意志に反して、飲んでしまう自分が恐くてしかたなかった。美味しくもない、楽しくもないお酒を、なぜ飲んでしまうのか?わけがわからなかった。かろうじてわかったのは、自分は完全におかしい、ということと、このまま治療せずに病気を放置したら、いつかとんでもない目にあう、ということだった。それが俗に言う底つきだった。


そんなどん底のなかで、今、病院に助けを求めればなんとかなるかもしれない、という気持ちが沸き起こり、すぐに病院に連絡して、入院したのが6年前の12月。そこから飲まない生活が始まりました。


今回病院メッセージに行って、改めて過去を振り返ることができ、今、助かっていることがどれだけ有り難いか、感じた。


長々と、すみません。